春の鈴鹿・竜ヶ岳を歩く 〜後編〜
てっぺんまでは急がず1歩1歩を楽しむかのように登っていった。
暑くも寒くもなく快適な登山日和だ。
あの風雪の時に登った時とはえらい違いだ。
下を向きニヤニヤしながら不気味な顔して山頂に到着。
そこで初めて顔を上げる。

おぉ、こんな景色だったのかー!
だいがい風がキツイと言われているここの山頂だけど、この日は穏やかな風が心地よく吹抜ける程度。
快適過ぎてここでタープを張って昼寝でもしようかと思ったけど、人も多いし他の登山者の方に目障りに映るのも申し訳ないのでやめておいた。
眺めが良い所に腰を下ろし薄手の上着を1枚羽織りしばし休憩。
春霞みなのか伊勢湾まで遠望はききませんでしたが、周りの鈴鹿の山々は見渡すことができました。
今来た道を思い出しながら、山頂からの景色を堪能する。
登ってきた遠足尾根は稜線に出るまでは特に見所はないけれど、笹が生い茂る稜線に出れば素敵な稜線歩きが楽しめる。
竜ヶ岳、良いとこじゃないか。
ボ~っとしながらおやつと水分を補給してしばらくすると眠気が。。。
このまったり感は最高なのだが下山道も割と長いので、これはいかんと思い、山頂も満喫したので出発の準備にとりかかった。
また来るよ。


記念に一枚。
さて、ゆっくり休憩できるところを探すべくまずは石榑峠へ。
山頂からはしばらく稜線を進むが良い景色などで下りるのがもったいなく感じる。

振り返り山頂方面を見るとけっこう斜面が崩れてきているんだな。

石榑峠への分岐からは段差の大きな下りが連続。
膝に来るなぁ。
テンポよく下っていくと重ね岩に到着。

休憩がてら岩の上に登ったり下を覗き込んだりしてちょっと岩遊び。

ところどころハーケンが打ってあったり、下へ降りれる足場があったりしたのでクライミングできるのか。
さて、出発。
相変わらず下り道は段差が大きいが勢いでグングン下る。
やっとこさ石榑峠へ到着。
滋賀県に一瞬だけ入った。
さすが滋賀県、ここにも飛び出し坊やがアピールしておる。

ここから舗装道路を15分ほど下ると長尾滝への分岐である小峠へ到着する。。。。はずだったのだけれど。。。
小峠の5~60m手前にある工事用?杉林の伐採用の道を分岐と間違ってしまって入ってしまう。
なんだかおかしいなと思いつつも地図を見ると間違ってなさそうな気はしたし、その先にあった分岐も地図に乗っていたのと同じように見えた。
それでもおかしいなと思いつつ前進。
いや、ちょっと待て。合ってるのか間違ってるのか?焦るというより少しイライラしてしまう。
ここらで冷静になれ俺。と思ったので少し広場になっているところでとりあえずお昼をとることにした。
まずはタープを設営しシートを敷く。ピクニック仕様の完成。
腰を下ろすと風が心地よく抜けて気持ち良い。
ひと呼吸おきクーラボックスからノンアルビールを取り出す。
トマトを冷やすためにを凍らせてもってきたけどほとんど融けてない!!!凍らせすぎたかなぁ。。。しかもそれで缶の形が変形していてラグビーボールみたいな形になってしまったので地面にも置けず。。。
まぁ、とにかく乾杯〜!
勢い良くプルアップしたとたん泡ががブシャーっと出てきてしまい、旨味成分が濃いそのほとんどが溢れ落ちてしまった。。。うぅ。
気を取り直して料理を始める。
冷えたトマトをカット。冷たくて美味しいなぁ。
トマトをほおばりながらお湯を沸かしオニオンスープもつくる。
余ったお湯でパスタを茹でること3分。
湯を切ってペペロンチーノのソースをからませて簡単にできあがり。

パスタが若干ドロっとした感じになってしまい60点てとこかな。
フライパンでパスタをオリーブオイルと少しからめて炒めて仕上げると良かったんだろうな。
次回はごまかしがきくクリーム系のパスタにしてみようかな。
腹も満たされたので30分だけ昼寝をすることにした。
5分ほどルートのことを考えていたけど眠気には勝てず。。。
20分ほど爆睡。
さて、帰りますか。。。
テキパキと撤収しながらあれこれと下山のことを想定する。
とりあえず時間もまだあるし、天気も大丈夫、体力も水も行動食もあるということでもう少し先まで進んでみることにした。
歩いて行くと地図と同じように分岐があった。やっぱ合ってるやん。
じゃあ、もう少し先にいくと沢が出てくるので、そのまま沢沿いを進めばOKなんか。
と安心したのも束の間、さらに歩いて行くと、次第に明らかに誰も踏み入ってないだろうという感じの道になっていく。
うーん。やっぱり違うのかも。。。。引き返すのなら今かなと思い来た道を引き返した。
国道の舗装道路まで戻って地図を確認。さらにスマホのGPSアプリでも確認。
どうやら本当の分岐はこの舗装道路をもう少し下ったところらしいことが判明。
結局、分岐は間違ってはいった所からたった5〜60m下ったとこにあった。
そこには看板もあり、「小峠」としっかり書いてあり、おまけに下山道の案内看板も設置してあった。。。
大変勉強になった。
ここからは順調に下っていけた。

ヤマレコの写真にもあったロープ。

滝のすぐ脇にある意外と高度感のあるハシゴ。
そこを降りれば。。。

美しくて見事な長尾滝。
めちゃくちゃ綺麗だたのでしばらく見とれる。
男っぽくてかなり好きな滝の容姿で雪解けもあって水量も多くてこれだけでも見応えありだった。
何ヵ所も渡渉があるのでボチャンだけは注意して行く。

ややこしい案内の矢印。
基本的には沢沿いを歩くので滝も多くてクールダウンにもちょうどいい。

金山尾根との分岐に到着。

この青い橋が現れるといよいよゴールも近づいてきたことになる。

定員ありなので注意。

この橋を渡るとすぐにまたもうひとつの橋が現れる。

こっちのほうが脆そうで怖かったけど割としっかりしていた。
裏道登山道はかなりがっつりと封鎖されていた。

き、気になるなぁ。。。
気候の良い日に山へ行けば快適なのはもちろんですが、竜ヶ岳の稜線をこんな天気の下で歩けたのは幸せだな。鈴鹿のなかでも風が強いと言われる山なのでこんな風が穏やかな日は珍しいんだろうな。
今回は少し距離のある周回ルートで下山はルートをミスったけど、冷静にしっかりと事前に情報など得ていれば今回のようなことはなかっただろうな。
それ以上に本当にこのコースにして良かった。
今回も素敵な山行でした。
暑くも寒くもなく快適な登山日和だ。
あの風雪の時に登った時とはえらい違いだ。
下を向きニヤニヤしながら不気味な顔して山頂に到着。
そこで初めて顔を上げる。

おぉ、こんな景色だったのかー!
だいがい風がキツイと言われているここの山頂だけど、この日は穏やかな風が心地よく吹抜ける程度。
快適過ぎてここでタープを張って昼寝でもしようかと思ったけど、人も多いし他の登山者の方に目障りに映るのも申し訳ないのでやめておいた。
眺めが良い所に腰を下ろし薄手の上着を1枚羽織りしばし休憩。
春霞みなのか伊勢湾まで遠望はききませんでしたが、周りの鈴鹿の山々は見渡すことができました。
今来た道を思い出しながら、山頂からの景色を堪能する。
登ってきた遠足尾根は稜線に出るまでは特に見所はないけれど、笹が生い茂る稜線に出れば素敵な稜線歩きが楽しめる。
竜ヶ岳、良いとこじゃないか。
ボ~っとしながらおやつと水分を補給してしばらくすると眠気が。。。
このまったり感は最高なのだが下山道も割と長いので、これはいかんと思い、山頂も満喫したので出発の準備にとりかかった。
また来るよ。


記念に一枚。
さて、ゆっくり休憩できるところを探すべくまずは石榑峠へ。
山頂からはしばらく稜線を進むが良い景色などで下りるのがもったいなく感じる。

振り返り山頂方面を見るとけっこう斜面が崩れてきているんだな。

石榑峠への分岐からは段差の大きな下りが連続。
膝に来るなぁ。
テンポよく下っていくと重ね岩に到着。

休憩がてら岩の上に登ったり下を覗き込んだりしてちょっと岩遊び。

ところどころハーケンが打ってあったり、下へ降りれる足場があったりしたのでクライミングできるのか。
さて、出発。
相変わらず下り道は段差が大きいが勢いでグングン下る。
やっとこさ石榑峠へ到着。
滋賀県に一瞬だけ入った。
さすが滋賀県、ここにも飛び出し坊やがアピールしておる。

ここから舗装道路を15分ほど下ると長尾滝への分岐である小峠へ到着する。。。。はずだったのだけれど。。。
小峠の5~60m手前にある工事用?杉林の伐採用の道を分岐と間違ってしまって入ってしまう。
なんだかおかしいなと思いつつも地図を見ると間違ってなさそうな気はしたし、その先にあった分岐も地図に乗っていたのと同じように見えた。
それでもおかしいなと思いつつ前進。
いや、ちょっと待て。合ってるのか間違ってるのか?焦るというより少しイライラしてしまう。
ここらで冷静になれ俺。と思ったので少し広場になっているところでとりあえずお昼をとることにした。
まずはタープを設営しシートを敷く。ピクニック仕様の完成。
腰を下ろすと風が心地よく抜けて気持ち良い。
ひと呼吸おきクーラボックスからノンアルビールを取り出す。
トマトを冷やすためにを凍らせてもってきたけどほとんど融けてない!!!凍らせすぎたかなぁ。。。しかもそれで缶の形が変形していてラグビーボールみたいな形になってしまったので地面にも置けず。。。
まぁ、とにかく乾杯〜!
勢い良くプルアップしたとたん泡ががブシャーっと出てきてしまい、旨味成分が濃いそのほとんどが溢れ落ちてしまった。。。うぅ。
気を取り直して料理を始める。
冷えたトマトをカット。冷たくて美味しいなぁ。
トマトをほおばりながらお湯を沸かしオニオンスープもつくる。
余ったお湯でパスタを茹でること3分。
湯を切ってペペロンチーノのソースをからませて簡単にできあがり。

パスタが若干ドロっとした感じになってしまい60点てとこかな。
フライパンでパスタをオリーブオイルと少しからめて炒めて仕上げると良かったんだろうな。
次回はごまかしがきくクリーム系のパスタにしてみようかな。
腹も満たされたので30分だけ昼寝をすることにした。
5分ほどルートのことを考えていたけど眠気には勝てず。。。
20分ほど爆睡。
さて、帰りますか。。。
テキパキと撤収しながらあれこれと下山のことを想定する。
とりあえず時間もまだあるし、天気も大丈夫、体力も水も行動食もあるということでもう少し先まで進んでみることにした。
歩いて行くと地図と同じように分岐があった。やっぱ合ってるやん。
じゃあ、もう少し先にいくと沢が出てくるので、そのまま沢沿いを進めばOKなんか。
と安心したのも束の間、さらに歩いて行くと、次第に明らかに誰も踏み入ってないだろうという感じの道になっていく。
うーん。やっぱり違うのかも。。。。引き返すのなら今かなと思い来た道を引き返した。
国道の舗装道路まで戻って地図を確認。さらにスマホのGPSアプリでも確認。
どうやら本当の分岐はこの舗装道路をもう少し下ったところらしいことが判明。
結局、分岐は間違ってはいった所からたった5〜60m下ったとこにあった。
そこには看板もあり、「小峠」としっかり書いてあり、おまけに下山道の案内看板も設置してあった。。。
大変勉強になった。
ここからは順調に下っていけた。

ヤマレコの写真にもあったロープ。

滝のすぐ脇にある意外と高度感のあるハシゴ。
そこを降りれば。。。

美しくて見事な長尾滝。
めちゃくちゃ綺麗だたのでしばらく見とれる。
男っぽくてかなり好きな滝の容姿で雪解けもあって水量も多くてこれだけでも見応えありだった。
何ヵ所も渡渉があるのでボチャンだけは注意して行く。

ややこしい案内の矢印。
基本的には沢沿いを歩くので滝も多くてクールダウンにもちょうどいい。

金山尾根との分岐に到着。

この青い橋が現れるといよいよゴールも近づいてきたことになる。

定員ありなので注意。

この橋を渡るとすぐにまたもうひとつの橋が現れる。

こっちのほうが脆そうで怖かったけど割としっかりしていた。
裏道登山道はかなりがっつりと封鎖されていた。

き、気になるなぁ。。。
気候の良い日に山へ行けば快適なのはもちろんですが、竜ヶ岳の稜線をこんな天気の下で歩けたのは幸せだな。鈴鹿のなかでも風が強いと言われる山なのでこんな風が穏やかな日は珍しいんだろうな。
今回は少し距離のある周回ルートで下山はルートをミスったけど、冷静にしっかりと事前に情報など得ていれば今回のようなことはなかっただろうな。
それ以上に本当にこのコースにして良かった。
今回も素敵な山行でした。