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A DAY IN THE LIFE

山登りや日々の出来事を、たまに滋賀のお酒ののこと、ほんのたまに独り言など備忘録的にブログってます。
他愛のない日常だけれど愛すべき日常です。

北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完

   

北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完




4:30起床

いよいよ最終日。

夜中も風が強かったみたいだけど耳栓のおかげでぐっすり寝れました。
気温も起きた時は10℃ほどだったけど寒くもなく適温でした。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



外は相変わらず風が吹いてるみたいでフライがバタついています。
これだけ風があるとフライに露があまり残らないので撤収はラクちんです。

外に出てお湯を沸かしアルファ米とコーヒーで腹を満たします。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


今日も良い天気。
のんびりとパッキングして6時の出発に備えよう。

6:15
予定よりちょっと遅れたけど出発。

まずは白馬岳山荘まで登ります。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


朝からこれがきつい。

ふと見上げると前方に昨日ご一緒していただいた彼女たちが偶然にも下ってきていた。
少しだけ話しただけですが昨日のお礼とお別れの挨拶が出来て良かった。
大雪渓を下るとのことですが気をつけてね。


今日も1日中天気が良いとのことで相変わらず存在感抜群の剱岳も見えたり、遠くに富士山も見えました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



山荘で少し休憩してから山頂へ向かいます。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



けっこう急なんですよね。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



少し登って振り返ると雲の上から剱立山、薬師岳、黒部五郎、鷲羽岳、水晶岳etc北アルプスのそうそうたる山々が顔を揃えていた。これには感動しました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


こんなものを見てしまったらもうこれ以上はいらないよ!


7:00
白馬岳山頂に到着。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


これで白馬三山制覇。(前日に登ってるけど)

まだまだ登ってこられる人も多く、山頂はけっこうな賑わいでごった返していたのでさっと写真だけ撮っただけでした。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



さて、下るぞー!
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完




ここから気持ちの良いトレイルが始まります。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


山頂からすぐの岩場で少し渋滞しましたがそれ以外は程よい人の多さで快適に歩けました。

途中で人だかりがあったので覗いてみると雷鳥がいました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完




主だった最後のピーク、小蓮華山。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



小蓮華山からも花はまだまだ盛りです。
こんな素敵な写真スポットは人がたくさんで撮影大会が始まっていました。
コバイケイソウの群落に
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


最後にこの旅一番のお花畑が現れました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完

白馬岳は絵になる山ですね。必死で写真を撮ろうと思いましたがあまりにも人が多くてその熱気に負けてしまったので、目に焼き付けることにしました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


ほとんどの人がここで立ち止まり撮影されていました。


だんだんと遠のいて行く山に少し寂しさを感じますね。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完





しばらくすると眼下に大雪渓が見えてきました。
あの彼女たちは無事に、楽しく下ってるかな。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


すでに白馬尻にいてたりして。。。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



船越之頭を過ぎてずいずーいっと下ると最後の目的地である白馬大池が見えた。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完




小屋が見えてからが意外と長く感じましたけど到着。
小屋の食堂で何か食べようと思って入ったけど、あいにく売っていたのはパンのみ。
そのパンを買って手持ちの行動食を足してランチタイムとしました。
のんびりとした小屋の雰囲気になかなか腰が上がらなかったけど、早くお風呂に入りたいので温泉めがけて進みます。
出発前に登山道の状況をスタッフに確認すると乗鞍岳を過ぎた後の雪渓が長めで急なので注意してくださいとのこと。

あとひとふんばり!さぁ、栂池まで行こう!
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



小屋を出てからすぐ、前に団体さんがいてプチ渋滞。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



よけれそうなとこもないので写真を撮りながら我慢。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


さすがに水は綺麗ですね。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



池を越えた所でパスさせていただいて山頂感がまったくない乗鞍岳へ。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完




乗鞍岳から少し下ると例の雪渓に到着。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完

北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完




ん?トラバースだけの雪渓か?と最初は思ったのですが、この雪渓を越えるともう1つ雪渓が現れました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


どうやらここがその雪渓らしく、思ったより急でした。
あいにくアイゼンは持ってきてなかったのでカカト落としで&グリセードでガシガシ下っていきます。ちなみにフィックスロープが1本張ってあったけど、それにみんながしがみついて降りる様子は見てるだけでも怖かったです。

上から誰かが落ちてきても対処できる場所、態勢を保って下りました。

雪渓を下り終えると沢に沿ってルートがあります。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


岩の上を歩くので滑らないように注意です。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


たまに残雪があったりで気を抜けません。
次は木道です。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


快適〜。

景色が良さそうな天狗原という所で小休止。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


豪華な花、ヒオウギアヤメ。
花の時期は綺麗なんでしょうね。
あの雪渓を下ってきたのか。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完





木道が終わると足場が少し悪い登山道になります。
このあたりから日帰り登山者や散歩みたいなかっこした方々が多く登ってこられびっくり。でも、それでいよいよ下山も近いのかなと感じました。

思ったより長い道をダラダラと下り、今回の旅もいよいよ終わりに近づいてきました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


階段をひと登り、栂池自然園に到着です。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完





ほっと深呼吸だけしてパノラマウェイ(ゴンドラ+ロープウェイ)に乗り込みます。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完



時間もあるのでぷらっと観光してもよかったのですが、気持ちがすっかり温泉に入りたいモードになっていたので先を急ぎます。

ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ終点の栂池公園に到着。

ここからバスで白馬駅へ向かいエスカルプラザの最寄り駅から歩く予定をしていたのですが、バスが行ってしまったとこだったので、1時間30分待ってエスカルプラザを経由するバスに乗ることにしました。

この暑さのなかアスファルトを歩く気にもなれず、ぼ〜っとしながら待つこときっかり1時間30分。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


バスに乗り込み歩いてきた山々を眺めながら景色を楽しみながら今回の旅を色々と思い出していました。そうこうしてる間に駐車場へ到着。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


お風呂はこの3日間無料で停めさせてもらったのでエスカルプラザの地下にある温泉を利用しました。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完


簡素ながらも温泉の質も温度もかなり好みだったし、ほぼ貸切だったので大満足。

安曇野から高速に乗る前に禁断のマクドナルドで腹ごしらえ。
北アルプス後立山連峰縦走 vol.5完





今回は久しぶりのソロ縦走で不安だったけど、特に寂しさはあまり感じなくて逆に色々な出会いや発見があり、また違った山旅で充実しました。
ソロでの夏山縦走を年イチのイベントにしようかな。

しまい。


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この記事へのコメント
今後の山行きの参考にさせていただければと思いながら拝見しましたが、〝vol3〟の壁のような登り返しの絵を見たところで戦意喪失。私の、後立山連峰縦走の可能性は限りなく遠退いてしまいました(笑)
前回までの山行きで、テント装備の大変さに、ぼつぼつ高山でのテント泊断念も頭にちらつき始めている私ですが、こうして人さんの山レポを拝見していると、そんな気持ちもつい、しばらくは封印したくなるような誘惑に狩られてしまいます。

いろんな花々(含む女性)に出会えて、雷鳥にも出会えて、なにより天気にも恵まれて、素敵な山旅になりましたね。
1up2down
2018年09月07日 21:07
本当に今回は楽しかったですね。こんな贅沢な山行ができて幸せでした。


で、あの登り返しは本当に壁に見えましたが、それを乗り越えたらあとはなだらか天国すよ!景色の見えない樹林帯の急登より展望がある稜線なので気分的には楽しめますし、何と言っても振り返ると剱立山、遠くには穂高まで贅沢な登りです。もう少し歩けば天狗山荘ですし、その先は白馬岳、あるいは鑓温泉ですから好ルートでした。

テント装備問題ですは、ウルトラライトの流れで軽い製品がどんどん出てますし、食事も小屋を利用するなどして軽量化されてはどうでしょうか?(私もひそかに考えています笑)

またいつかテント場でお酒飲みましょう!

RYOSUNRYOSUN
2018年09月10日 08:42
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