4月初旬の山記録。
この日は早朝からお客さんの現場を様子見し、特に問題は無さそうだったので家に帰るつもりが車は違う方向に走り出した。
途中、コンビニに寄ってから着いた先は桐生の駐車場。
金勝アルプスの登山口です。
駐車料金を払おうと500円玉を手渡すと「700円です」と。。。なにー!!
めっちゃ値上げしてるやんけ!!!
数年前までタダやったし、その後徴収し始めるようになったけど徴収時期はBBQシーズンが始まる6月頃からやったはず!
しっかり登山ブームに乗ってきやがった!
まぁ、これで少しでも快適な施設になればいいか。でも私は次からチャリで来ます(笑)
トイレと軽く準備体操を済ませます。
今日は思いつき登山なので足元はスニーカーです。
さてと、登りますか。
最初は舗装された林道を歩きます。
ヤマツツジが綺麗に咲き誇っています。
昨夜降った雨に濡れて瑞々しい。
しばらく進むと右に折れ狭い通路を抜けると視界が広がり池が現れます。
ここの雰囲気好きです。タープ張ってゆっくり過ごしたいですね。奥にミツバチの養蜂箱がありますが年々増えてるような。。。誰のだろう。
池に流れ込む小川を渡渉し、登山道へ。
いつもは右の入っていきますが今日は気分的にまっすぐ進みました。
ツツジ日和ですな。
杉の植林帯を越えるとゆるやかに登っていきます。
ここでその辺に落ちている枝を拾います。
理想はまっすぐで長さ60cmほど。
この枝を目の前で指揮棒のように振って歩きます。何のためにかと言うとクモの巣を取り払うためなのです。朝早い場合や、あまり人が入っていない登山道は道にクモの巣が張りまくりなのでそれが顔に当たるのを防ぐ為にブンブン振って登っていきます。テンポよくリズムを取るも良し、大きく振りまくるのも良し。
途中でもっと良さげな枝があれば躊躇せずチェンジしていきます。って何の話しや。
登山道から林道に出ました。まっすぐ行ってもいいのですが、今日は天狗岩コースへ行こうと思うので林道を右手に歩いていきます。
何年か前に遭難未遂をして無理矢理薮をかき分けて、傷だらけになりながらこの林道へ戻ってきたことがあるのですが、その地点へ来ました。この上から転がり落ちるように林道へ戻ってきました。
草まみれの姿でこのベンチで安堵感に浸っているのを散歩中のおじさんに変な目で見られたのが忘れられない。
林道に分岐があり、キャンプ場と書いてある左手に天狗岩コースがあります。
しばらくは沢沿いを進み、途中で尾根に登り上げます。
尾根に出れば天狗岩の奇岩群が目の前に現れます。
でも、あそこに行くまでもおもしろい岩々を巡ります。
水晶谷線
落ちないもんだな。
もうすぐ咲きそうなつぼみが出番を待つかのように並んで可愛らしい。
奇岩群ははたから見ても不思議ですね。
くぐり抜けれそうな岩もあります。
アスレチック感覚で岩遊びしながら天狗岩に到着です。<
山頂は先客がおられ、風も抜け寒かったので裏手のテラスで寛ぎました。center>
おやつを食べると眠たくなってきたのでオールウェザーシートに包まって少し昼寝。誰もいなかったのでできるけど、この姿を遠くから見たら死体以外に見えようがないと思います。10分ほど仮眠しあたりを見回すと天候が怪しい。少し冷えてきたので下山します。
帰りは落ヶ滝ルートにしました。
途中に前から気になっていた面がのっぺりとした岩があったので立ち寄ってみた。
ハンガーボルトが打ってあった。
クライミングでもするのかな。これを支点として使ってもいいのかな。
小走り気味で下る。
鶏冠山との分岐を左に折れます。
途中にショウジョウバカマかな?が一輪可憐に咲いてました。
下りの岩場は慎重に。
今日はソールがツルツルのスニーカーなので慎重に足元を見極める。スニーカーには大敵の渡渉もありますが道中は変化に富んでおもしろいです。
谷沿いの薄暗い登山道に栄える椿の花。
下山もツツジが咲き乱れ良い気分。
今さらですが、ツツジなのか?(笑)
ルンルン気分で下るとあっと言う間にゴール。
今日は登山道のゴミ拾いも兼ねた山行にしましたが意外と少なかった。良いことだ。
やはりアメの袋が一番多い。あとはティッシュやタバコの吸い殻。そして“登山道のゴミあるある”の靴のソールも落ちてました。どうやって下りたんだろうといつも思います。
山を綺麗に!